後藤木材 つよスギ 杉圧密複合フローリング

後藤木材 つよスギ 杉圧密複合フローリング

お世話になっております。店舗・オフィスに使える、土足対応の木質系床材を探すブログ、土足フローリング.comです。

今回は後藤木材さんの「つよスギ 杉圧密複合フローリング」についてご案内します。

土足対応のワケ

「つよスギ」は、木材の中でも柔らかい部類に入る杉を、加熱しながら圧縮プレスすることで硬くする「圧密技術」を使用した製品です。
ギュッと圧縮することで密度・硬さが増し、60%の圧縮(10ミリ→4ミリに圧縮)をすると、本来ふわふわの杉が、ナラやカバに匹敵するほど固くなります。

その圧密の杉材を面材に使用した、杉圧密複合フローリング(ウレタン塗装品:杉60%圧縮)が今回ご紹介する製品です。

普通の杉の塗装品は、爪を強く押し付けるだけで塗装ごと凹んでしまいますが、つよスギ圧密複合フローリングは、ほぼ凹まず、押し付けた爪が痛いくらいです。

 

 

各種試験結果

土足対応をメーカーさんが仰るだけあり、「つよスギ 杉圧密複合フローリング」は
公的な規格試験、任意の硬さ比較試験をなさっています。

・ 公的規格試験
フローリングのJAS”複合フローリング”各項目に適合

 

・ 硬さ比較試験 (他の樹種、ナラやカバと硬さの比較をするために実施)
JIS Z 2101 ”木材の試験方法”により試験

硬さ試験 28.4 N/mm^2
(参考 ナラ:15.0 ブナ:18.0 カバ:24.0 木材工業ハンドブックより)

摩耗試験厚さ摩耗量 0.12 mm

(参考 ナラ:0.13 ブナ:0.14 カバ:0.11 木材工業ハンドブックより)

 

と、ナラ・カバに匹敵する硬さ、耐摩耗となっています。

※ 硬さは数字が大きいほど丈夫で、重さに対する強さを示します。厚さ摩耗量は少ないほど丈夫で靴との擦れなどの試験です。

 

 

 

施工事例

施工事例も気になるところですので、メーカーさんに教えてもらったところ
都内の 高知アンテナショップまるごと高知 2F 「TOSA DINIG おきゃく」に使用されているとのことで、早速行ってみました

 

面材には高知の杉を圧密したものを使用しているそうで、各産地の杉を使えることも、この商品の売りの一つです。

竣工は2010年、ウレタン塗装品のため往来が激しいところは塗装の損耗が見られますが、大きな傷などはなく丈夫さがうかがえます。

注意点

つよスギ 圧密複合フローリングですが、メーカーさんより土足対応としておすすめしてるのは「ウレタン塗装品のみ」です

無塗装も対応できるそうなのですが、やはり塗装がないと水系の汚れ、シミの発生がどうしても避けられないため、土足対応としてはウレタン塗装品のみをおすすめしています。これは、たとえ丈夫になっても木の性質を失っていない製品とも言えますので、無塗装品も住宅内装などの適材適所に使って行けるかと思います。

 

その他の良いこと

杉圧密材ですが、今後、広葉樹丸太の世界的な減少や、また、木材があっても日本の購買力低下で買えない、買えても高騰などする可能性があり、硬めの広葉樹フローリングに変わる製品として個人的に注目しています。

針葉樹を加工し、丈夫にする技術としてアセチル化、ケボニー化、WPC、などいろいろとあるのですが、つよスギなどの圧密材も考えてみてはいいのではないでしょうか。国産材使うことにもつながるので、みなさんもご検討ください。

・メーカー情報・カタログ

メーカー:後藤木材 つよスギ
カタログ:イプロス 全国の森を活かす 杉・桧圧密フローリング『つよスギ』