SPCフローリングの施工注意点

土足フローリングドットコムです。

今回はSPCフローリングの施工に関してのご連絡です。

SPCフローリングは汚れに強く、施工も簡単な床として近年取り扱いのメーカー・商社さまが増えてきております。マンションの居室すべてがSPCで施工された例も聞き及んでおり、人気のではじめた床材です。

SPCフローリングについて現在、数社のメーカー・商社さまより、長手方向(長さ方向)のつなぎ枚数・長さに関して10-12メーター以下での施工をお勧めされております。面積の広い際は一度見切り材などを入れ、クリアランスを多く設けたほうが伸縮による割れ、突き上げの発生リスクを抑えられます。

SPCフローリングの特徴の一つに寸法の安定性がございますが、まったくのゼロではございません。ほとんどのSPCフローリングの施工説明書には貼りはじめのクリアランスは記載されておりますが、大面積時の長手方向枚数に関しての記述はあまりないようです。

SPCフローリングは大きな面積、長手につなげばつなぐほど変形のリスクが高まるため、採用ご検討の際は事前に購入先、販売店などにご確認をお願いいたします。

長手方向
長手方向